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緩和ケアチーム・緩和ケア外来 、多職種からなる緩和ケアチームで支援いたします。

〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1

お問い合わせ044-977-8111

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講座紹介 introduction

講座紹介

沿革
  • 2009年12月 聖マリアンナ医科大学病院緩和ケアチーム発足
    身体症状担当医(1名)精神症状担当医(1名)専従看護師(1名)専任薬剤師(1名) 臨床心理士(1名)
  • 2015年4月 聖マリアンナ医科大学緩和医療学寄附講座(愛和病院)設立
    特任教授 月川 賢
  • 2019年4月 聖マリアンナ医科大学病院緩和ケアセンター設立
    センター長 月川 賢
    ジェネラルマネージャー 吉岡千恵子
  • 2020年4月 聖マリアンナ医科大学緩和医療学講座設立
  • 2021年7月 橋口さおり主任教授 就任

診療

1)緩和ケアセンター

当院はがん診療連携拠点病院(高度型)として、緩和ケアセンターを設置しており、多職種(医師、看護師、薬剤師)によるチーム医療を行っています。

①緩和ケアチーム

病棟から緩和ケアチーム依頼があった事例について、毎日の回診と病棟チームへの診療の推奨を行っています。毎朝、センター員によるブリーフィングを行ったあと病棟回診が行われます。初診時の包括的アセスメントには特に時間をかけ、患者さんの苦痛をそれぞれの職種の視点で評価を行い、患者さんの苦痛の緩和に最も適した職種が中心に関わります。
対象となる疾患は、がんを中心に、心不全、呼吸不全、神経筋疾患など多岐にわたっています。
毎日の診療の他、メディカルサポートセンター(ソーシャルワーカー)や管理栄養士と連携し、在宅への橋渡しも含めて総合的にケアを提供しています。

②緩和ケア外来

診療日は毎日、緩和医療認定医、緩和医療専門医、精神腫瘍医による診療(初診受け入れは月・水・金)が行われています。診療は基本的に緩和ケアセンター専従看護師とともに行い、患者さんやご家族のつらさを多角的な視点から評価し、必要なケアを早期から提供できるようにしています。
なお、当院には緩和ケア病棟がないため、入院を前提としての診療は行っておりません。

教育

1)医学部学生教育

第3学年で緩和医療学の講義を14コマ、第5学年で1週間の臨床実習を行っています。

2022年 第3学年講義

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回目 タイトル 概要 担当者 教員所属
1 緩和ケア概論 ①緩和ケアの概念と定義
②全人的苦痛
橋口さおり 緩和医療学
2 疼痛の緩和1 ①がん性疼痛の種類と原因
②疼痛のアセスメント
③疼痛緩和の薬物療法
井上莊一郎 麻酔学
3 疼痛の緩和2 ①オピオイドの種類と効果
②タイトレーション
③レスキュードーズ
④ローテーション
⑤鎮痛補助薬
⑥オピオイドの副作用と対策
小林祐子 薬剤部
4 AYA世代の緩和ケア AYA世代の特殊性 鈴木直 婦人科
5 精神的苦痛 ①不安と抑うつ
②不眠とせん妄
③コミュニケーション
櫛野宣久 緩和医療学
6 社会的苦痛 ①社会保険制度
②社会資源
堀貴子 メディカルサポートセンター
7 チーム医療 ①緩和ケアチーム
②多職種連携
③緩和ケアにおける栄養管理
吉岡千恵子
髙井はるか
緩和ケアセンター
栄養部
8 地域医療と在宅診療 ①ホスピスと緩和ケア病棟
②在宅診療
山田祐司(非常勤) 医学教育文化部門(愛和病院)
9 がん以外の緩和ケア ①がんとの違い
②心不全の緩和ケア
木田圭亮 薬理学
10 小児緩和ケア 小児緩和の特殊性 長江千愛 小児科
11 疼痛以外の身体的苦痛 ①呼吸困難
②消化器症状
③リンパ浮腫
④悪液質
平川麻美 緩和医療学
12 緩和ケアの倫理1 ①生命倫理の4原則
②緩和的鎮静
③安楽死と尊厳死
佐野文明 血液・腫瘍内科
13 緩和ケアの倫理2 ①終末期における意思決定
②リビングウィルとアドバンスケアプランニング
平川麻美 緩和医療学
14 緩和ケア事例検討 全人的苦痛の包括的評価と対応 橋口さおり
櫛野宣久
平川麻美
緩和医療学

 

 

2)がん専門医を目指す専攻医の緩和ケアチームの参加や実習、海外からの留学生の見学の受け入れを行っています。

3)緩和医療専門医養成

当院は日本緩和医療学会専門医の認定研修施設です。日本緩和医療学会専門医、日本緩和医療学会認定医、日本サイコオンコロジー学会登録精神腫瘍医が在籍しており、総合的な指導が可能です。

大学の講座として、専門的な知識を共有するための学習(抄読会、検討会、研修会)を定期的に開催しています。また、スキルアップのための講習会等への参加や、学術大会での発表など積極的に行うことができるよう支援します。

学術

当講座には麻酔科・疼痛診療、精神科、腫瘍内科をバックグラウンドとする医師が在籍しています。それぞれの専門分野における研究の推進を通し、緩和医療学の発展に寄与できるよう支援を行います。